日本地質学会第133年学術大会で研究発表

2026年9月13日(日)〜15日(火)に開催された日本地質学会第133年学術大会(金沢大学)で、モンゴル・アルタイ北西端の花崗岩類についてポスター発表をしました。9月16日(水)の飛騨帯の巡検にも参加。その後、新潟で野外調査をして秋田に戻ってきました。

Blue Soil Hillsの青色土壌の原因を明らかにした論文が受理されました

フィリピン・サガダには、「Blue Soil Hills(青い土の丘)」と呼ばれる青緑色の土壌が広がる地域があります。この青色は、従来、銅(Cu)を由来とした色と考えられていましたが、本研究で、鉄とカリウムを含む鉱物「海緑石(glauconite)」が色を決めていることを明らかにしました。
Pedrezuela, B. M. L., Padrones, J., Yonezu, K., Alejo, K., and Fukuyama, M. (2026) Soil Physico-chemical Characterization and Mineralogy of “Blue Soil Hills,” Kaman Utek in Mt. Province, the Philippines. Philippine Journal of Science, in press.

釜石観光ガイド会勉強会で講演しました

2026年8月25日に岩手県釜石市で開催された釜石観光ガイド会勉強会で講演を行いました。
講演の様子は、釜石新聞NewS(釜石市の情報発信ポータルサイト)の記事で紹介されています。
https://en-trance.jp/news/kamaishishinbun-news/49797.html

釜石ジオ弁当もいただきました。私自身がとても楽しませていただいた勉強会でした。

超塩基性岩の炭酸塩化における原岩化学組成の重要性を明らかにした論文が出版されました

超塩基性岩(マントル由来の岩石)の炭酸塩化は、沈み込み帯における二酸化炭素を含む流体と岩石の反応によって進行します。しかし、その反応を支配する要因は十分に解明されていませんでした。本研究では、静岡県瀬戸川地域の炭酸塩化した超塩基性岩を調査し、原岩の組成が炭酸塩化の進行や形成される鉱物を大きく左右することを示しました。特に、カルシウム(Ca)に富む単斜輝石岩質の岩石は、Caに乏しいかんらん石質の岩石よりも少ない流体量でリストベナイト化し、ドロマイトを形成しやすいことが分かりました。一方、Caに乏しい岩石では主にマグネサイトが形成されました。これらの結果から、原岩の全岩化学組成、とくにCa含有量が炭酸塩化過程を制御する重要な要因であることが明らかになりました。
Tatsuya Hattori, Ryosuke Oyanagi, Tomoyuki Mizukami, Yumiko Harigane, Mayuko Fukuyama, Asuka Yamaguchi, Tomoaki Morishita (2026) Carbonation of diverse ultramafic rocks: implications for Ca-rich protolith from the Setogawa Group, Central Japan. Contributions to Mineralogy and Petrology, 181, 74.
https://doi.org/10.1007/s00410-026-02359-0

GARL設立35周年記念セミナーで招待講演

国際協力機構(JICA)とパキスタン地質調査所(Geological Survey of Pakistan:GSP)が開催した地質科学研究所(Geoscience Advance Research Laboratories:GARL)設立35周年記念セミナー(2026年6月11日)において、招待講演を行いました。講演後には、エネルギー省・地質調査所より感謝の盾をいただきました。GARLは、1991年に日本の無償資金協力により設立された研究所で、パキスタンの地質調査や鉱物資源探査を支える分析拠点です。(JICA facebookにも)

JpGU2026で研究発表

JpGU2026でAlejoさんとMatbaさんが口頭発表をしました。私は錫石(すずいし)のU-Pb年代測定についてお話しました。
途中、TDK八幡テクニカルセンターにお邪魔させていただきました(初訪問!)。

更新

2026年度が始まり、ラボメンバーを更新しました。今年こそ、中途半端になっている他のページの更新もしたいと思います。