ナノ磁性材料の機能デバイス応用の研究

物質の結晶構造や組織などを人工的に制御してやると、通常の物質ではみられない性質が現れることがあります。例えば大きさがナノメートル台の物質では、生体適合性の向上、摩擦低減効果、光発電の高効率化、磁気特性の向上など、多種多様な有用性が報告されています。中でもナノスケールの磁性体は、電子情報デバイス、発電やモーター用の永久磁石などの分野での活躍が期待されています。本研究室では、理論計算機、真空成膜装置、ナノテク微細加工装置などを用いて、グリーン社会に貢献する新しいナノ磁性材料の開発を行っています。